今回のストレートコーヒー

こんにちは。すっかり春らしくなってきましたね。

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今回のストレートコーヒーはエチオピア、ブラジル、ケニヤです。ブラジルの次はマンデリンです。言ってもらえれば出せます。

ケニヤって全くやらない豆なんですが、トラム流に深炒りにしました。

正直個人的には冷たくて鋭い酸の印象があってあんまり好きな味の豆じゃないんですが、他で飲むケニヤの印象をいい形で裏切ったケニヤだと思います。焙煎によってこうまで味が変わるのかといういい体験ができると思います。

その他の味は先日いらっしゃった船橋喫茶いずみさんのブログにあがっておりました。

http://blog.kissa-izumi.com

嬉しいことを言ってくれます。

最近焙煎による珈琲の印象や雰囲気の操作というものをテーマにしておりまして、それが少し伝わったのかなと手応えを感じました。

花粉が猛威を振るっているようです。鼻詰まりに負けない珈琲を作ってまいりたいと思います。

珈琲のよく分からない話vol.7

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全国3名の珈琲のよく分からない話ファンの皆様、大変お待たせいたしました。vol.7がやっとこさ出来上がりました。変わらずTake Freeとなっていますのでガンガン持って行ってください。トラム宣伝大使として街頭で配り歩く意気込みでお願いします。

いやーしかしデザインって大事ですよね。内容は私が書いてデザインはお任せしているんですが、まっこと素敵に仕上げていただきました。有難い話ですよ本当に。

前回も2編、今回も2編です。1編は短いんですが、だんだんとても短い話を書くのは難しくなってきました。ガリガリに削ってはいるつもりなんですけどね。

「魔女」と「風車小屋の管理人」の2編です。

今まで大体読んだ作家の影響を受けて、というか書き方をパク…リスペクトして書いているんです。今回はけっこう実験的要素もあります。一体どこまで許されるんだろうと。前回やFIVE COFFEE STORIES の時は安部公房先生ばかり読んでた時期だったので完全にパク…リスペクト精神が漏れ出ています。

 

ブコウスキー先生も何度も挑戦しているんですが、伏字ばかりになってしまって活字になるのは難しいところです。さすが本物のハリウッドはオールドパンクだぜ。

今回初めてという方も珈琲を待つ暇つぶしにでも手に取ってみてください。

 

スリーペンギンズカフェご夫妻さまご襲来

スリーペンギンズカフェといえば横浜で唸りをあげている泣く子も笑う珈琲屋さんとして有名ですが、昨日ご来店いただきました。いやホントありがとうございます。

最近手廻しロースターの焙煎で発見があって「これでもう怖いものなしだ!」という気分だったんです。

それで裏を取ろうと思ってペン太さんに聞いてみたんです。

そしたら知っていらっしゃった。どころか自身が手廻し焙煎器を使った際の焙煎構想までスラスラ出てくるではないですか。

もうねお恥ずかしい限りですよ。調子に乗っていました。もう道行く会った人会った人に謝りたい。みんなに謝りたい。そして故郷に帰って庭に穴を掘って世界中の戦争が終わるまで丸まっていたい。

 

やっぱりまだまだ青二才なわけです。

しかしスリーペンギンズカフェ恐るべし。さすがにあの珈琲を出すだけあって知識考察共に分厚すぎて震えんばかりです。ドーナツも旨いし。

 

…ドーナツまで旨いんだもんなぁ…。

また気を引き締めて精進する所存でございます。

 

Abema TV Vice チャンネル

おはようございます。

急ですが、Abame TV Viceチャンネルでの珈琲特集にCoffee Tram古屋が出演しました。

本日昼12時放送。

COFFEE 6TH CUP PART1
2017/3/10 12:00
私自身まだ見ていません。相当挙動不審なことが懸念されます。小さなお子さんや妊娠中の方、心臓に持病がある方などは見る際ご注意ください。
再放送も何度かあるようです。
Abema TV に登録すればいつでも見れます。
テーマとしてはネルドリップ珈琲ということですが、焙煎からやっていてネルドリップだけで話が終われるはずがありません。どうなっているか分かりませんが、一日かけて話倒しました。
気が向いたらご覧ください。
相当に挙動不審なことが懸念されます。

今回のストレートコーヒー

タイトルを「今回」にしましょうか、「今週」じゃややこしいですし。まぁ些細なことですが。

さて、つい先日にストレートコーヒーのお知らせをしたにも関わらずトラジャがもうなくなってしまいました。

よく「ストレートの豆は売ってないんですか?」と聞かれるんですが、単純にg数が稼げなくて、豆で売ったら店で出す分がなくなってしまうんですよね。

私の使っている手廻しの焙煎器は市販品ではなく、作ってもらった1kgサイズのものなのですが、焙煎後は700gちょっとの重量になってしまうので注文が重なって売れる時は今回みたいに数日で売り切れてしまいます。どうぞご容赦ください。

 

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今回のトラジャは深炒り珈琲好きの心を捉えたようですね。コクがやはりポイントなのかと。しかし濃くても飲みやすくて豆の風味があってコクがあるというのは難しい注文ですね。焼きが一生ものになるわけです。私は苦味が強くても酸味が立たず、焙煎中に油に巻かれないというのは気を付けているところなのでポイントが本当に一点といった印象です。まぁ皆さんそれはそうか。

さてそんな中次のストレートはマンデリンです。マンデリンはもう何回でも焼いてしまうわけです。イエメンが終わったらブラジルにします。エチオピアは継続です。

今回のマンデリンは苦味と酸味のバランスがよく焼けました。深炒りのマンデリンです。同じインドネシアの豆でタッチ交代ということですね。

予定では来週中頃のつもりだったんですが、まぁコイツなら大丈夫です。充分その腕を振るってくれることでしょう。

最近はよく焼きたての豆が良いと言いますが、まぁ確かにそれはそれで良さがあるんですが、私は個人的には数日置きたい派ですね。

ただ焙煎後の味見は焼いたその日にやった方が良いと思います。というのは、焼きたてはすっきりとしていて豆の味が分かりやすいということもありますし、時間経過によって変わる味の元を捉えるのにはそうした方が良いということもあります。

焙煎の少しの違いから生まれた味が時間経過でどう変わるかという流れを捉えられるとこの味の元はこの焙煎で生まれたんだということが分かるので次に繋げられます。元が分かっていないとルートが複雑で焙煎工程のどの部分がこの味になっているのかということが捉えにくいと思います。

…まぁ最近になって思ったことですが。最初は毎日そうしてきたから慣れているという理由でした。うん、慣れている味見の仕方でやった方がいいですね。もちろん抽出や焙煎後の時間は大幅に変えない方が良いです。

ただでさえ多いのに、新しく不確定要素が増えると結果と過程の関係がこんがらがって理由が分からなくなります。

なんかあっさり終えようと思っていたのに少しマニアックな内容になってしまいました。そもそも日によって豆の味が変わるんですよ。焼き方や豆の種類によって程度は変わりますが、どの豆でもそうです。熟成やら酸化やら色々言い方はある思いますが一番ロマンチックなのは珈琲豆は生きているからということでしょうね。

私は生きていると思っていません。だって生物学的に死んでいますし。もう発芽しませんし(え?するのかな?もし焙煎した豆が発芽したと聞いたことある方はご一報ください)。その点ドライなんです。ただ、だからこそ珈琲と人間の関係というのは良いものなのだと考えています。

今回はこの辺で。

今週のストレートコーヒー

冬も春に近づいてきましたね。

暦の上でも雨水を過ぎ、厳しい冬の寒さが和らぎだす頃ということですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今日は風が強いですね。途中あまりの強風に自転車がこげなくなってしまいました。皆さんお気を付けください。

 

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さて今回のストレートはエチオピア、イエメン、トラジャとなっております。

エチオピア、イエメンはもはや常連ですね。エチオピアは若干苦目、イエメンはスッキリ目に焼きあがっているかと思います。

トラジャ。トラジャはインドネシアのスラウェシ島で取れる豆のことでして、その復興に尽力された某大手珈琲会社さんでは最高級の豆としてランク付けされています。

マンデリンに似た風味なんですが、マンデリンが野性味溢れるというならばトラジャはクールというか都会味があるというか、すこし整った印象のある豆です。

今回は、もちろん深炒りですが、苦味も酸味もガツンと出し、コクを活かせるように焼きました。焼き上がりは独特な枯草っぽさが目立ちましたが、今頃はまろやかに落ち着いてまいりました。次はもっと深炒りにしようかな。

ではあいにくの空模様ですが、良い一日を。

備忘録「珈琲区分」

大きく2つに分けます。

①酸味が苦味を上回るもの→浅炒り

②苦味が酸味を上回るもの→深炒り

①はここでは触れません。

②の中をさらに2つに分けます。

1、酸味が立っているもの

2、酸味が立っていないもの

最近さらに2を区分できることに気が付きました。

【1】潤なもの

【2】枯れているもの

どちらが区分上根っこに近くなるのかは分からないけれど、さらに区分があると感じます。

【3】艶があるもの

【4】褪せているもの

今私は②-2-【2】-【4】を目指して焼いています。言葉が悪いだけで(と言ってもそう言うのが一番近く感じるんですが)、なかなか他では味わえない静かで落ち着いた深炒りの珈琲と思います。

 

ストレートコーヒー予告

こんにちは。今日は寒いですね。雪がちらつくとかちらつかないとか。お足下にお気を付けください。

 

さて、ストレートは今まだ変わりありませんが、次はコロンビアとドミニカを予定しています。

コロンビアは1番焙煎回数の多い国でして、ブレンドでは非常にお世話になっております。ガンガンブレンドしてしまうのでコーヒートラムではストレートで出すことは稀なんですが、コロンビアは美味しいので機会があればと隙を伺っておりました。深炒りの珈琲ファンにはぜひ味わってもらいたいですね。

マイルドコーヒーの冠を欲しいままにするその味わいは癖のない、それでいて蜜のような甘味が日常的に飲みたい気分にさせてくれる素晴らしい珈琲です。コロンビア南方のナリーニョ県からの豆をお届けします。ナリーニョ県の豆はコロンビアのマイルドコーヒーというのはこういうことか!と私に納得させてくれた豆で、成分が豊潤でボディがあるんですがスッと入ってきてくれます。ブレンドにおいてもボディ担当で、もう一種のコロンビアと共にブレンドの中核をなす珈琲です。なのでブレンドの焙煎はコロンビアから焼いていきます。コーヒートラムの主役豆といっても過言ではありません。

 

対してドミニカは飲んでビックリすることと思います。発酵したフルーツのような香りが赤ワインを彷彿とさせます。深炒りの珈琲の違いが分からないと言われる方でもこれは飲んで一発で分かります。このドミニカに出会った当初は私の中で空前のドミニカブームが湧き起こり、身で感じる事象の全てがドミニカ所属のように分類されていました。朝起きるのもドミニカ、箸で掴むのもドミニカ、出掛けるときに履くのもドミニカ、挨拶もドミニカ、イヤホンから流れてくるのもドミニカ、ドミニカでドミニカするのもドミニカ、と自我を取り戻すのが大変でした。心してお飲みください。

 

よし。って雪ちらついとるやないかーい。

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今週のストレートコーヒー

こんにちは。

今週のストレートコーヒーと言っても一週間毎にキッチリ変わっているわけではないんですが、タイトル的に統一しようかと思いまして。

さ、そういうわけで今週のストレートコーヒーはエチオピア、イエメン、タンザニアです。

イエメンは今回かなりすっきりと焼き上がりました。少し苦味出てきたかな。でも飲みやすいと思います。

タンザニアはかなり久しぶりですが、ちょっとここらで締めとかなきゃアカン!と思いましてガツンと深く焼きました。珈琲は人生のように苦いことを忘れちゃいけません。

しかし、タンザニアはどうしてこんなに味変わっちゃいましたかね。切ないですね。いや悪くはないんですけどね、昔の貴品ある風味はなくなったように感じます。

でも最近、産地個性という言葉が風味だけというのも違うんじゃないかと思ってるんですよ。焙煎している立場の人間としてですけどね、豆自体の性質まで言及していいんじゃないかと。

つまり、このタンザニアは私がガツンと深煎りまで焼くのに耐える産地個性を持っていたんです。

こう焼けるのはこのタンザニアだけ、そしてこう焼けるのは私だけ、ということはこの珈琲が飲めるのはcoffee tramだけ、ということでただの風味だけに言及した産地個性よりも一歩進んだ形(?)で提供できるじゃないですか。

まぁ、物は言いようというやつでしょうか…。でも生豆と焙煎人の関係としてはそういうことですよね。

とにかく、久々に右ストレートのような苦味だ!明日のために歯を食いしばれ!

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野点珈琲in船橋2017

というわけで月曜休日、第2回、喫茶いずみ、珈琲雨水、coffee tram合同の野点珈琲会をしてまいりました。

 

時間には余裕があったのにも関わらず普通に電車を一本乗り遅れる私。

船橋駅にて車で迎えに来てくださった喫茶いずみ伊藤さんと合流する。

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伊藤さんの妹さんの眼鏡

 

楽しみでしょうがない珈琲雨水店主、加藤は当日体調不良で欠席。「遠足とか運動会とかの小学生か!」となじる。

 

そしてすぐに会場へ到着。

 

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畑!

 

もう完全に畑です。足の裏からミミズたちの蠢きを感じるほどの畑。これが畑じゃなかったらここは地球じゃない。それくらいの畑です。

もう準備万端でいてくださって早速野点開始。

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本日のメニュー

 

なんか、珈琲豆持ってこない方が良かったかなという豪華メニュー。豆を見るだけでそれぞれの店の特徴が分かって面白いものです。

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野点開始

 

順番に淹れていきます。前回は淹れる人の他にペーパーフィルターを支える人が2人必要という大変大掛かりな野点になりましたが、今回は豆の量を抑えたので一人一人ドリップできました。

コフィアさんはかなり豆の成分を残した焼き。けれど尖った酸は出ていないのでボディ感がすごい。淹れている途中でもう味の重厚感が感じられました。美味しい。口に含んだ時、何故かノスタルジックな香りが最初鼻に抜けて懐かしくなる。

機屋さんは豆の色は一般的には深煎りではないけれど、深煎りのブラジル。この豆の色でそう名付けるということは間違いなくちゃんと焼いてあるということだろうな、という予想通り美味しい。素晴らしい。

ウチのは、なんかあれですね、野外で飲むとまた趣が変わりますね。飲む時のシチュエーションも味にかなり影響するんですよ。何着ているかとか座っているかとか諸々。あー自分で焼いた珈琲だなぁと思ったんですが、畑という大自然(?)の中で飲むとまた一味違って面白かったです。

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野点の哀愁。風に吹かれるペーパーフィルター。

 

さて、お次はチーズを炙ってパンにのせて食べるというアルプスの少女的なやつ。

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お爺さんとのやつ的なやつ。

 

美味しゅうございました。

伊藤「いやぁー、加藤くんも来れたら良かったのにねぇー(ニヤニヤモグモグ)」

私「いやぁー、本当ですねぇー(ニヤニヤモグモグ)」

 

食べてばかりですが、一緒に参加してくださったCさん宅へ移動して珈琲エキス入り鍋

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鶏出汁の素晴らしい鶏鍋。

 

美味い。塩とか入れてないのに出汁だけでどんどん食が進む。

と、ここでまさかの

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最上級のわかめご飯!

 

私のBlogを読んでくださっていた伊藤さんとCさんがまさかの筑前煮とまさかまさかの滅法美味いわかめご飯を作ってくれていました。感激です。遂にハゲるかと思いました。御二人ともありがとうございます。

 

そしてシメのうどんまでモリモリ食べる。

伊藤「いやぁー加藤くんも来れたら良かったのにねぇー(ニヤニヤモグモグ)」

私「いやぁー本当ですねぇー(ニヤニヤモグモグ)」

 

そして最後にサイフォンコーヒーを淹れてもらう。

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サイフォン。

すっきりと入りますね。中挽きにしてふるいで微粉を綺麗に取り除いてから豆の量倍にしてフィルター2枚にして水の量半分以下にして10分くらい煮立たせてみたい。

 

そして最後に暮れゆく船橋市を眺めて帰路に着きました。

伊藤さんCさんの優しさに満ちた長閑な休日でした。